こんばんは。ジョニーです。
今回は、ようやくやり方が確立されてきたジョニー流のモーター慣らしのやり方を説明します。
試行錯誤の経緯にご興味のある方は、以下の記事をお読みください。
コンセプト
カーボンブラシを採用しているモーターを短時間で慣らすことを目的としつつ、なるべくモーターに負担をかけないようにメンテナンスしていくことにします。
元ネタの「師匠の浅漬け慣らし」のやり方だけでも十分に回るモーターを作れるようにやると思います。ただ、僕の場合基本的なモーターのメンテナンスの知識不足でハマったところがあったので、そのあたりを含めてシェアできればと思いこの記事を書くことにしました。
あくまでもひとつのやり方ということで、実施される方は自己責任でお願いいたします。
用意するもの
- カップ
- お湯を入れてモーターを漬けるためのもの
- 電源
- 2.4V、3Vを安定供給できるもの
- ターミナル
- VSとからS2とかのものが使いやすい
- オイル
- 軸受の注油につかいます
- パーツクリーナー
- カーボン削りカスを洗浄するもの
- 洗浄用のビン
- 塗料のスペアボトルとかでよい
- CRC 2-26
- 浅漬け後に水気を飛ばして接点復活するもの
- 回転数計測アプリ
- Android
- iOS
- タイマーアプリ
- 2分 3セットを測れればなんでもよいです
慣らし前の計測
3Vにセットして、回転数を計測します。 回しているときのジリジリという音や、軸を触ったときの振動を覚えておいてください。慣らし後にどんなふうになったか比較してみると明らかな違いに驚くはずです。
浅漬け慣らし 2分 x 3セット
カップにお湯を入れて準備します。
モーターの軸受にたっぷりオイルを塗って、指で軸をクルクル回してなじませる。このときのコリコリ引っかかる感じを覚えておくと、あとでスムーズに回るようになったときとの比較が体感できます。
タイマーを2分にセットします。
電圧を2.4V(正転)にセットして、浅漬け開始
モーター内部にコポコポ水が入って音が鈍くなったら引き上げて水を抜いてまた漬けます。
2分たったら電源を止めてひきあげます。
これをあと2セット(計3セット)行います。
反転で回す
モーターをティッシュにくるんで、よく振って水気を飛ばします。
電源を3V(反転)にセットして1分回します。
ここは、オリジナルにはない工程ですが、僕の中ではやった方がよかったという感じがあります。
メンテナンス
エンドベル側からCRC 2-26を注入します。
ティッシュで包んでよく振って水気を飛ばします。このとき、カーボンの削れたカスが出てティッシュが黒くなっていると思います。
軸受に少量注油して、軸をクルクル回してなじませます。最初のときと比べて抵抗感が少なくなっていたら期待できます。
慣らし後の計測!
いよいよ計測です。 3Vにセットして回転数を計測します。
結果はいかがだったでしょうか!?
まとめ
チェックポイントをおさらいしておきます。
- 軸をつまんでクルクル回したときの抵抗感
- 電気を流して回っているときの音
僕の場合、今のところ平均+2500回転くらいの結果が出ていますので、時間効率的には悪くないかなと思います。
もし、やってみたよとか感想とかありましたらコメントでもいただけるとうれしいです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。