大人だって、本気で遊んでもいいんじゃない!?

2017年に30年ぶりに復帰したミニ四駆の話題を中心に、アクアリウムやモンハンなどけっこうガチなホビーについて学びや持論などを書いていきたいと思います。

【ミニ四駆080】タイプ3シャーシの弱点を克服する! その1

こんにちは。ジョニーです。 M428のナイトレースのあと3レーン用のマシンを作ろうと思い至り、製作を開始して既に1週間以上経ってしまいました。

マシン自体はあとリヤ周りを残すのみとなっているのですが、今回はタイプ3シャーシにおける駆動の弱点を克服する方法に注目して書いていきたいと思います。

ギヤカバーがポイント

まず、すごく基本的なことはありますが、モーターが回転する力というのは、モーターからカウンターギヤ、スパーギヤ、クラウンギヤ、プロペラシャフト、クラウンギヤ(フロント)の順で伝わっていきます。

また、クラウンに伝えられた力をドライブシャフトを通してホイール、タイヤに伝えるためにはベアリングが重要なの働きをします。左右のベアリングと各ギヤが真っ直ぐに保たれることで、ロスが少なく力をしっかり伝えることができます。

もし、走行中にここが上下に動いてしまうと、回転軸がブレてロスが大きくなるだけでなく、マシンが左右に傾き不安的な走行になってしまいます。

タイプ3シャーシの弱点は、カウンターの軸と左サイドのベアリングをギヤカバーで押さえる構造にあります。(このせいで、ギヤカバーをつけないとタイヤの空転テストができないのも不便。。)

この記事では、ベアリングとカウンターギヤシャフトをギヤカバーなしでも固定されるようにする方法を説明します。

カウンター軸の固定

まずは完成時の写真です。

  1. シャーシのカウンターギヤシャフトを乗せる部分を3mmに拡張します。ツバ付きカウンターギヤシャフトのツバのあたりを目安にドリルなどで慎重に削ります
  2. ツバ付きの真鍮スペーサーをカットもしくはヤスリで削って長さを調整します。シャーシの内側とツライチになる長さにします
  3. ツバなしのカウンターギヤシャフトをつけてみて水平かどうかを確認します
  4. 位置が決まったら瞬間接着剤(3Sなど)をつけて固定します

そのままだとシャフトが外に飛び出してしまうので、外側に詰め物をします。

僕は、長さ調整のためにカットしたネジの端材を詰めて接着しています。

カウンターを取り付けるとこんな感じです。

この方法は、S2シャーシにも応用できるんじゃないかなと思っています。まだ試してないけど。

これでギヤカバーに頼らずカウンターを固定できるようになりました!

こちらのやり方は、カウンターの固定方法を試行錯誤してた時に見つけたともさんのツイートを参考にさせていただきました!ありがとうございます。

左側の620の固定

カーボンの端材をベアリング受けの幅になるように削ります。ピンセットで当てては削って微調整していい感じになったらベアリング入れた状態ではめ込んで接着します。

この時ベアリングを接着してしまうと悲しいことになるので、細心の注意を払って接着してください。

ギヤカバー側のベアリングを押さえる部分は不要なのでカットします。右の写真がカット後のものです。

最終的にこんな感じになります。

同じようにリヤも加工したものがこちらです。

これで、ギヤカバーをつけなくてもタイヤを空転させることができます!!

こちらのやり方は、マンモンさんという方にいただいたアドバイスを元に取り組んでたどり着きました!ありがとうございます。

まとめ

今回は駆動を改善するために軸受周りを補強してきました。

ミニ四駆は駆動をよく作ることが、本当の速さにつながっていきます。タイプ3のような旧シャーシの場合はここを丁寧にやることでマシンのスペックが跳ね上がることもめずらしくないので、地道にこういうハックを積み上げていきたいと思います。

もし、ほかにもこんないい改造があるよという方がいましたら、コメントやTwitterで教えていただけるとうれしいです。

まだまだタイプ3で戦うぞ!

ここまでお読みいただきありがとうございました。