こんばんは。ジョニーです。 1/27のニューイヤー東京大会からだいぶ時間が経ってしまいましたが、マシン製作とレース結果について書いておきたいと思います。
実は今回、長いこと使い続けてたボディであるエンペラーではなく、次に好きなセイントドラゴンを使っています。そして、マシンの見た目に関してはようやく自分の思った通りの形に仕上げることができました!!
そんなタイプ3シャーシのセイントドラゴンの戦いをご覧くださいw
マシン製作
思い入れ
僕が作りたいマシンは、もちろん速くてレースに勝てるマシンです。じゃあなんでMSじゃなくてタイプ3シャーシといういわゆる旧シャーシを使うのかとツッコミをいただきそうですが、そこはミニ四駆1次ブーム世代なんで、エンペラーやセイントドラゴンといったプラボディのマシンをかっこよく走らせたいと思うわけですよ。(ほんとはこの2つのボディにポリカボディがあってほしい・・・)
フロント提灯に代表される現代のギミックをフル装備すると、エンペラーやセイントドラゴンのかっこよさが失われてしまう気がしていました(僕の加工技術にも問題がありますが)
そこで、「ボディーキャッチで止めた場合と同じ位置をボディの初期位置にしつつ、フロント提灯を実用レベルで機能させる」というのが僕の目指した一つの形です。
コンセプト
最低地上高の高いタイプ3シャーシにプラボディをほぼ無加工で載せるとどうしても重心が高くなってしまいます。この問題を解消するために、今回はアルミホイールを導入して解決を試みています。
また、シャーシのサイドをカットして提灯を当てる位置を少しでも下げることによる低重心化もポイントです。
この加工によって、提灯をボディーの下にセットすることができるため、ボディーキャッチで止めた時のフォルムを残したまま、提灯を十分に稼働させることができるようになっています。
アルミホイールの計量
というわけでまずはホイールの計量をして、カーボンとアルミの重さを比較してみます。
- アルミローハイト 3.3g x 4 = 約13g
- 強化ローハイト 1g x 4 = 約5g
重さとしては8gの半分くらいを電池の下に積んでいるような計算になるかと思います。
HG丸穴ベアリングの脱脂
1回目だとこんなに濁る・・・ 2回やってようやくいい感じになりました。
シャーシ肉抜き
まずはマスキングしてカットする範囲を決めます。 叩く位置は3ミリ下に設定しています。
ほんとは斜めにの部分を丸くしたい。。けど加工技術が伴わないので直線で・・・
シャーシに対する持論として、タイプ3の場合、駆動効率のためにシャーシ剛性を高くして、フロント、リヤをATまたはアンカーにすることで復帰率をあげるのがよいと思考えています。
ただし、今回はATやアンカーのようなギミックを排除したかったので、シャーシ自体の強度は残しつつねじれる感じに肉抜きしてみています。手で捻った感じはいい感じに思えます。
とはいえ、抜いた部分は0.2gほどでした。軽量化は目的でないのでまぁ参考ということで。
提灯ユニットの作り直し・・・
最初に作ったやつだと走行中にずれて電池カバーに干渉することが多かったので、作り直すことにしました。
まずは平行を出すための治具で幅を調整します。前後にこのジグをつけて床に押し付けることで平行を出せます。平行を確保した状態で横渡しするプレートを接着してしまえばいい感じに固定できますw
位置が決まったら接着します。横渡し用のプレートの真ん中の穴はザグッて下からサラビスを通します(ボディ固定用)
完成時はこんな感じになります。ユニットだけの写真がないのでこれを見てください。提灯を設置するプレートでシャーシのサイドを叩きます。また、ボディを固定するために後ろにプレートを伸ばしています。
1/25 フォースラボでの調整
ラボでお菓子の提供が始まっていたので製作中におかし食べてましたw
ボディの穴も開け直してしっかり固定できるようになりました。走らせた感じも電池少し垂れてれば割と安定するようになりました。速度は少し足りない・・・
なんとなく、ミライトつけて走らせたらちょっとかっこよくなりましたw
最終調整
レース直前には一旦全部バラしてメンテナンスしています。ホイールブッシュも交換してクリアランス調整し、タイヤもパーツクリーナーで拭きました。ローラー、ベアリングは脱脂してオイル差してます。
マシン自体の完成度は今までで一番じゃないかと思います。 出走前の写真です。子どものために作ったコアラとお揃いで、カメイダーのビラート団ステッカーを貼ってますw
レース結果
ここまで色々書いてきてアレですが・・・結果は瞬殺されてしまいました。。。1週目のバウンシングホップの着地に失敗して弾き飛ばされてしまい・・・もうめちゃくちゃショックでしたよ。。。
娘のマシンも、安定するもののスピード不足で周回遅れになってしまい、ちょっとおこられましたw
色々な結果を受け入れて、次に生かしたいと思います。
まとめ
タイプ3におけるプラボディのフォルムを生かした提灯という挑戦はひと段落したので、次はもっと着地の安定とかジャンプ姿勢制御とか強くなるための調整に時間をかけたいと思います。
長々と書いてしましましたが、ここまでお読みいただきありがとうございます。
今年も挑戦を続けていきますので、どうぞよろしくお願いします!